JUGEMテーマ:健康

今日は腰痛の見極め方の中級編パート3です。
テーマは「トリガーポイント」です。

トリガーポイントという言葉をテレビの健康番組などで
聞いたことがあるという方も少ないと思います。

このトリガーポイントとはシンプルにいうならば
「痛みや症状の原因になっている筋肉のポイント」です。

トリガーとは「引き金」という意味で、そのポイントが引き金となっているという意味で、
トリガーポイントと呼びます。

筋肉に疲労物質や老廃物がたまるといわゆる「コリ」や「ハリ」が出現して、慢性化したり、
深刻化すると痛みや痺れを感じるようになることがあります。

そのうえ、腰の筋肉の酷い疲労状態から、足やお尻に痛みが広がる場合があります。
これをトリガーポイント症候群と呼ぶのです。

腰に問題があり、足に坐骨神経痛が出現することがあるのは基礎編で紹介しましたが、
坐骨神経痛はあくまで坐骨神経が何らかの要因によって圧迫されたり干渉されたりして起こるものですので、
このトリガーポイントによるお尻や足の痛みは、腰のひどい疲労状態にある筋肉が原因のため、
この場合は坐骨神経は関係ないわけです。

簡潔にまとめると、
原因となる筋肉内に疲労物質のかたまり(緊張結節、硬結点などといいます)が形成されると、
その筋肉から離れた特定の部位に痛みが飛び火することがあるということです。

実例ですが、毎日通勤でハイヒールを履いているOLの女性が来院されました。
女性は臀部と太ももの後側に強烈な痛みでまともに動くことができず、やっとの思いで何とか来院されました。
検査を進めると、腰部椎間板ヘルニアなどの可能性は低く、最終的に臀部の筋肉にトリガーポイントが形成されていることが分かりました。これは、毎日10センチ以上のピンヒールを履き続けていることが原因で、臀部の筋肉が毎日悲鳴を上げていたのだと考えられました。
数回の施術で症状は完治しましたが、このままピンヒールを履き続ければ再発は否めないとアドバイスし、
ご本人は5センチ以上のピンヒールを履くことをやめました。

トリガーポイントは、一度症状が出現すると、痛みが強く生活に支障の出るケースも少なくない一方、
病院などでは発見されにくい状態のものでもあり、早期改善が遅延し、さらに慢性化することも少なくありません。

日頃から大切なことは、コリ感やハリ感を常々感じている部位があれば、それは放置しないほうがいいということです。
職業上、どうしても仕方ないと諦める前に、対策を講じるか、その日の疲労を持ち越さない為のケアと自己管理の方法の指導を受けるべきです。信頼するカイロプラクターにご相談ください。

次回予告:腰痛の見極め方 中級編4「腰部脊柱管狭窄症について」

T.ISHIKAWA

富山県富山市の国際基準取得カイロプラクティック・整体は石川カイロプラクティック

 
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