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関節痛シリーズの中級編2、今日は「五十肩」について具体的なご紹介をしたいと思います。
五十肩は一般に「50歳代で発症する肩の痛み」と言われていますが、その発症年齢は様々で、早ければ40代、遅ければ60代から70代でも発症する傾向にあるものです。
また、その年代に起こる肩の痛みのすべてを示すものではなく、五十肩と呼ばれる状態が固有に存在します。
別名「凍結肩」といい、英語では「フローズン・ショルダー」と呼びます。

古くから、この五十肩の最大の特徴としてされてきたのが「特別な治療方法はなく、自然に治癒するもの」というものでした。
この定義が一般医学に浸透したのは1940年から1947年のことで、当時最も有力に考えられていた原因は肩の「腱板」という大切な部分が老化現象により「易損性」:(傷つきやすい状態にある)であるためと考えられていました。

しかし現在では腱板以外での炎症を認めるケースも多数報告されており、いくつかのタイプに分類することは可能でも、その詳細は未だ不明な点が多いとされています。

では、五十肩とはどのように判断していくのでしょうか。
肩の障害を考える場合、まず基礎診断として考えられるべき代表的な障害が存在します。
・肩峰下滑液包炎
・腱板炎
・腱板断裂
・石灰性腱板炎
・変形性肩関節症
・変形性肩鎖関節症
・肩峰下インピンジメント症候群

五十肩はこれらの肩固有の障害のどれにも該当せず、以下の傾向が認められるものだとされています。
・肩の著しい可動制限(特に外転と外旋)
・肩の痛み(比較的強い痛み)
・C5/C6頚神経支配領域の上肢に痛みが広がる場合が多い
・夜間痛(夜間痛みで目が覚める)
・痛みのある肩を下にして横向きで寝ることができない
・性別では女性にやや多い傾向
・インスリン依存性糖尿病患者では4〜6倍の発症率

さらに主要病変部位としては3つの説が有力とされています。
・肩関節包
・上腕二頭筋長頭腱
・肩峰下滑液包

基本的には安静を第一にしながら、痛みが治まってきたら少しづつ軽い肩の運動を始めて、肩の可動域を回復させていくことが大前提となります。カイロプラクティックでは様々なアプローチの仕方がありますが、回復を焦らずにじっくり治療していくことで早期改善、痛みの軽減を図れることがあります。

T.ISHIKAWA

次回予告:関節痛シリーズ 中級編3 「足関節捻挫の後遺症の怖さ」

富山県富山市の国際基準取得カイロプラクティック・整体は石川カイロプラクティック



 
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