JUGEMテーマ:健康

ご無沙汰しておりました。久しぶりになってしまいましたが、筋肉シリーズ再開です。
今日のテーマは「小胸筋」です。



小胸筋は肩甲骨の烏口突起という部分から第2〜5肋骨の前面に付着しています。
烏口突起に付着を持つ筋肉としては、小胸筋・上腕二頭筋短頭・烏口腕筋があります。
胸の表面を大きく覆っている大胸筋の背部に隠れるように小さく存在している筋肉ですが、
その存在意義は大きく、それゆえに様々なトラブルの原因にもなる筋肉の一つといえるでしょう。

小胸筋の過剰な緊張状態では胸や肩の痛みを発生させたり、腕全体の小指側にシビレのような感覚を呈する場合もあります。
また、小胸筋の下を通過する腕神経・血管を圧迫すると、やはり腕にシビレが出現する、いわゆる小胸筋症候群(別名:過剰外転症候群)が起こる場合があります。猫背といわれるような不良姿勢の慢性化は、肩甲骨の前傾と外方向への回転を生じ、その状態形成にこの小胸筋が関与していることが少なくありません。これは二次的に肋骨の可動性を低下させ、さらに猫背のような不良姿勢を慢性化させる要因となります。また、小胸筋は肩関節内部の腱とその一部が合流する構造となっており、肩の内旋(肩が内側に回転している)状態や、前腕・手の捻じれに関与することがあります。

小胸筋はいわば、上肢が体幹へつながる「入口」を形成しており、慢性的な不良姿勢や脊椎の歪みの突破口になる部位と捉えることができると考えています。

触診はテクニックが必要で、深い位置に存在している筋肉ですから、患者さんに痛みを与えないように位置と深さを特定して触診する必要があります。

T.ISHIKAWA

次回予告:筋肉を考える 肩の筋肉3 三角筋を考える

富山県富山市の国際基準取得カイロプラクティック・整体は石川カイロプラクティック
 
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