JUGEMテーマ:健康

腰痛の見極め方 基礎編パート3です。
これまでパート1では腰痛には様々な種類があること、
さらにパート2で坐骨神経痛にも様々な種類があることを紹介しました。
では、それぞれがどのタイプかを判断するポイントの基礎の一つを紹介します。

まず、痛みには自発痛というものがあります。
これは痛みが常に感じられている状態ということです。
多少の波や変化はあれど、何をしていても痛むというものです。

これに対し動作時痛とは、特定の動作をすると痛むということです。
これは逆に表現すると、特定の痛む動作をしなければ痛くはないということになるので、
前述の自発痛とは相反するものなわけです。

では、それぞれの痛みはどんな原因を予測できるものなのでしょうか。
すべてが当てはまる訳ではありませんので、どんな痛みでもしっかりと検査を受けるべきですが、
ここではできる限り分かりやすく説明したいと思います。

まず、どんな体勢をとっても腰痛が楽になるポジションがないとすれば、ひどい筋肉の炎症や、腰椎捻挫、骨折、重度の椎間板ヘルニアなどを第一に考え、それと同時に内臓の炎症や疾病が隠れている可能性を想定する必要がでてきます。
腰痛として感じる内臓の問題では、特に腎盂腎炎などが有名ですが、「ひどい腰痛になってしまった」と感じられる方が少なくありません。
この場合は、病院から抗生物質を処方されれば、数日で腰痛も治まるでしょう。

一方で、黙っている分には何ともないが、立ち上がるときに腰痛が出るとなどということであれば、これは動作時痛であり、
主には筋肉・関節・靭帯・腱などの炎症や負担がかかっている状態である可能性が積極的に考えられ、どんな動作で痛むのかを知ることで、腰痛の原因を特定する上で非常に有意な情報になります。
例えば、腰椎椎間板ヘルニアでは、概ね腰を曲げた時に腰に痛みが走ったり、足に神経痛が出るというケースが多いですが、腰椎分離すべり症では腰を反らした時に症状が出現するケースが多いのです。
そして、腰椎椎間板ヘルニアと腰椎分離すべり症では対処法から治療法に至るすべてが異なります。

我々は、患者さんからお話を伺い、患者さんの動きを観察し、その中でどんな問題が潜んでいるのかを検討していきます。
それはまさに、的確な治療をおこなう為には必須のものなのです。

次回予告:腰痛の見極め方 中級編1 「腰椎椎間板ヘルニアの現状」

T.ISHIKAWA

富山県富山市の国際基準取得カイロプラクティック・整体は石川カイロプラクティック
 
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