JUGEMテーマ:健康

久しぶりのブログになってしまいました。
今日は肩甲挙筋について考えてみたいと思います。



この写真は肩甲挙筋の停止部を触診している様子です。肩甲挙筋は肩甲骨の内側上方から上位頚椎の横突起後結節に付着しています。主に頚部を横に傾けたり、回転させる時に作用する筋肉です。また肩甲骨を持ち上げる働きがあります。つまり、首と肩甲骨を繋いでいる重要な筋肉ですから、肩こりに深く関係してくる筋肉なわけです。首の痛みや頑固な肩こりの症状をはじめ、肩甲骨の内側が重苦しいという症状は少なくないと思いますが、このような場合に肩甲挙筋が関与していることが少なくありません。

肩甲挙筋に対する重要な拮抗筋は斜角筋群です。頚椎横突起を柱として、前方を斜角筋(主に前斜角筋と中斜角筋)、後方を肩甲挙筋が構成しています。頚椎の配列異常によって、また上部肋骨や肩甲骨の位置関係や相対的なバランスの悪さによって、過度に引き伸ばされたり、負担を強いられることで痛みを発現する場合が少なくありません。

大きな捉え方で考えると、背筋群の筋力低下や猫背のような背骨の形態でもやはり、この肩甲挙筋の負担は増大するでしょう。
いつも苦しい立場に立たされる肩甲挙筋。大切にしてあげたいものです。

T.ISHIKAWA

次回予告:筋肉を考える 頭頚部5 咬筋を考える

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