JUGEMテーマ:健康

久しぶりになってしまいました。不定期ですが何とか気長に続けていきたいと思います。
今日のテーマは「棘上筋」です。あまり一般的には聞きなれない筋肉だと思いますが、
肩の様々なトラブルの原因になることの多い、ある意味厄介な筋肉でもあります。

棘上筋は肩甲骨の上半分、棘上窩という部分にあり、上腕骨の大結節という肩の腱の集合地帯に付着をしています。
主には腕を身体から外方向に離していくような外転という肩の動きを行う際に主役を務める筋肉で、上腕骨という腕の骨が様々な方向に動く時の支点を保つ為に普段から地道な役割を担ってもいる筋肉です。
サッカーでいうならば「ボランチ」的な存在ですね。

棘上筋は、通常の範囲を超える緊張状態に陥ると、肩の外側や腕の撓側に痛み(関連痛)を出現させることがあります。
撓側の疼痛はいわゆる「五十肩」でも認められる症状ですので、それぞれの特徴を捉えて鑑別する必要があります。

さらに棘上筋の最も多いトラブルが肩峰下インピンジメントと呼ばれるものです。
棘上筋は鎖骨と肩甲骨のつなぎ目の下に隠れるように位置していることから、鎖骨と肩甲骨の位置関係のトラブルによって、もしくはその空間が何らかの原因によって狭くなっている場合に、「インピンジメント=衝突」が起こってしまうことがあります。

肩の疼痛はその他にも様々な種類があり、それら痛みの解決には「どんな問題が起きているのか」を正しく捉えることがスタートになります。軽度の問題であれば、肩を回したり温めたりしながら様子をみれば、自然と解消することもあると思いますが、
指標として、夜間寝ている時にも痛む場合や腕へのシビレを伴う場合、それから著しく肩が動かないという場合にはご自分での解決が難しい場合があり、むしろ問題を慢性化させてしまうものです。この様な兆候があるときにはカイロプラクターにご相談下さい。

T.ISHIKAWA

次回予告:筋肉を考える 肩の筋肉5 棘下筋を考える

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