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関節痛シリーズ、上級編突入です。今日扱うのは「変形性脊椎症」です。
変形性脊椎症とは背骨が加齢や酷使によって変形する、いびつな形に変わっていくというものです。
本来脊椎の形状というのは一定の形があり、身体を動かしたり、自身の体重をうまく支えたりするために上手く機能していますが、年齢を重ねるごとに、主に早くて30代前後、遅くても50代前後から個人差はありますが変形が少しづつ始まるようです。
(若年性などの例外は除きます) 何かしらの不調や症状があるときに、病院で「変形しているようですね」と指摘されることも少なくないでしょう。これは言わばいつかは誰しも生じるものですから、病院では特別重大なものではないと捉える傾向にあるようですが、ご本人は不調や症状に悩まれており深刻です。変形が問題ならば変形をどう治せるのか、これ以上進行しないようにするにはどうしらいいのかをご紹介したいと思います。

まず変形が起こるメカニズムを考えてみましょう。加齢現象とはいえ、その進行にはいくつかの要素が関わってきます。骨には骨自身を健全な状態に保つための血液や栄養素が必要になりますが、加齢に伴う血液循環の低下や運動不足が骨自身への血液供給や栄養供給を低下させます。すると、骨は日光と水が足らない植物のように衰弱してわけです。すると、骨の表面がギザギザしてきたり、骨に付属している軟骨がすり減ってきたりして、本来の形と働きを十分に維持できなくなっていくのです。
さらに、その反対の現象もあるのですが、著しい体重の増加や重労働で骨(関節)や軟骨に慢性的な負担をかけ続けていると、その負担に適応するように骨や関節が頑張りすぎてしまい、結果的に変形を生じることも十分に考えられます。

そうなると、どうすれば変形を食い止めることができるのか、改善していくことができるのかは明確です。
・適切な体重管理
・適度な運動
・身体の酷使があればケアが必要

すばりこの3点につきるのではないかと思います。過去の古傷(ケガ、捻挫、骨折、手術経験)などが影響している場合も散見しますが、上記の3点は変形性脊椎症のケアには必須のものと考えます。

さらに、変形がすでに生じているケースにおいてカイロプラクティックでは関節の変形箇所に対する直接的な治療と、身体全体の均整をとることで変形した脊椎にかかる負担そのものを軽減していくという考え方、治療があります。
変形の進行度合いによって、治療に必要な回数や治療のペースは異なりますが、ご自身での適度な運動などを行いながら、計画的なケアを受診されることをおすすめします。

T.ISHIKAWA

次回予告:関節痛シリーズ 上級編2「関節の痛みに対する温熱と冷却の効果の違い」

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