JUGEMテーマ:健康

先週の金曜午後から東京出張治療に行っておりましたので、数日ぶりになってしまいました。
頭痛・肩こりの見極め方の中級編のスタートです。今日扱うテーマは「顎関節症と肩こりの関係」についてです。
顎関節と肩こりに関係があるの?と思われる方も少なくないと思いますが、かなり大きな関係を持っているのです。

顎関節は人体の中で「最も活動的な関節」と呼ばれ、一日に2000回以上動くとされています。その動きは言語活動・咀嚼・嚥下・呼吸に渡り休むことを知りません。そして、人間の頭は顎関節と首の筋肉によって首と胴体(体幹)に繋がれている構造で、頭部と顎関節は密接な関係性にあるのです。


国際顎頭蓋機能学会(ICCMO)は世界中に支部を持つ医師・歯科医師・歯科衛生士・歯科助手などから構成される顎と頭、顎と首などの関係性を考え研究する組織です。このように顎の重要性が医学的にも認められ研究されているのです。
簡単な一例としては、虫歯の治療をして、虫歯への処置は完璧だったとしても、この治療によって左右の歯並びに違いが出てしまったとします。これを放置して生活していると、左右の顎関節に歪みが生じてくるわけです。するとこの顎関節の歪みが頚椎や頚の筋肉にさらなる歪みを生じさせ、頭痛やひどい肩こりに悩まされる。患者さんは当然、虫歯の治療から頭痛や肩こりになってりるとは知らずにマッサージなどをうけるが改善しない。カイロプラクティックにおいても、この歯列と顎関節の影響力を知らずして治療に当たれば、根本的な改善に結びつくことは難しいでしょう。顎関節の不調は、頭痛や肩こりに留まることなく、全身の様々な不調を引き起こします。それはまるで自律神経失調の症状や更年期障害の症状に該当するようなものまで様々です。

健常な顎関節のチェック方法として、「安静間隙のチェック」というものがあります。椅子に座った状態で口と顎の力を抜いて下さい。その時、上歯と下歯がどこか当たっている歯はありませんか。通常は、3〜5个隆峽(すきま)があります。これが無い場合、歯と歯が当たっている場合は、歯列に問題があるか、顎関節症の可能性があります。
多くの場合の原因は歯ぎしり、歯のくいしばりです。緊張したり不安になると奥歯に力を入れてしまうというクセがある人が少なくないのです。多くの場合は、慢性的な頭痛、肩こり、顎の違和感や異常感を併せ持っている方が少なくないようです。
顎関節症には手術が必要なレベルのものもあり、深刻化する前の予防が大切です。カイロプラクティックにおける顎関節への施術では、顎関節の滑りの改善、顎関節の筋肉の過緊張の改善、左右差の改善が主な手法で、いずれも痛みの少ない安全な方法です。

T.ISHIKAWA

次回予告:頭痛・肩こりの見極め方 中級編2 「上部胸椎症候群」

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