JUGEMテーマ:健康

前項では一次性頭痛の中から、「緊張型頭痛」と「片頭痛」をご紹介しました。
今日はさらにこの2つ以外の一次性頭痛についてです。

まず最初に扱うのが「群発性頭痛」です。英語では「Cluster headache」といって
一定期間に集中的に起こるという頭痛です。最大の特徴は何といっても眼をえぐられるような強烈な耐えがたい痛み。

その強烈な痛みから「自殺頭痛、悪魔頭痛」などの別名があります。全人口の1%の確率という統計がありますが、
私は過去に1日に2件の群発性頭痛のご相談を受けたことがあります。近年増加傾向にあるのかもしれません。

頭痛と言いながら、強烈な痛みが生じるのは眼もしくは眼の周り、眼の裏側で、最短15分から最長で3時間に渡り激痛が襲ってくるものです。出現する頻度は年に1〜2回程度ですが出現すると1ヶ月程の間、連日現れるという特徴があります。
睡眠中に起こりやすい頭痛で、眼の強烈な痛みで眼が覚め、そこから数分間は地獄のような痛みと戦うことになります。

対処法としては高濃度の酸素吸入、もしくはイミグランというお薬が比較的効果を現しているようですが、決定的な治療法は確立されておらず、その原因も明確に判明しているわけではありません。有力な仮説として内頚動脈の拡張が周囲の神経を圧迫して起こるという考え方があるようですが、推測の域を脱していません。
視床下部の機能異常との説もあるようですがこれも確証には至っていないようです。

しかし、発作中は流涙・鼻汁分泌・鼻づまり・縮瞳・流汗・眼瞼下垂が生じるという特徴があることから、なかでも縮瞳と眼瞼下垂はホルネル兆候に含まれる臨床症状であることから、頚部交感神経系のトラブルではないかと考え、頚部における自律神経系を正常化する目的で頚椎部の機能障害の回復を行ったことによって、一定の治療期間以降、群発頭痛が出現しないようになったという長期に渡る調査を行った事例を過去に経験しています。
今もなお、まだまだ群発性頭痛に対する研究は医学・カイロプラクティックの分野においても不十分である現状にあり、安全で効果的な治療システムを構築できるよう様々な可能性を検討されています。


次にご紹介するのが「頚椎原性頭痛」と呼ばれるものです。
これは頚椎に由来する頭痛ですので、考え方によっては「緊張型頭痛」に含まれるのではないかという捉え方もあるようですが、その発症原因と臨床所見には緊張性頭痛にはない特徴があります。

これはつまり、「第一頚椎・後頭直筋と頭蓋内の硬膜をつなぐ靭帯が存在している」ということです。
少し難しいので簡単に言うならば首の歪みによって、頭の中が引っ張られて起こる頭痛があるということです。
頭痛薬での軽減はなく、首の動きに可動制限がある場合が多い、さらに特的の首の動きで頭痛が悪化する特徴があります。
これは首の歪み現象からくるものですから、カイロプラクティックが効果的です。

以上がおおまかな一次性頭痛に関するご紹介となりますが、それぞれが単発ではなく、いくつかの頭痛が複合している状態「混合性頭痛」なども存在します。その臨床所見は複雑で、一次性頭痛の改善にはお一人お一人の生活習慣を見直すことが大切です。最後に危険な頭痛のサインを挙げておきます。自己判断されずに以下のような様子があれば早急に専門家に相談すべきです。

〆までに経験したことがない頭痛
突然起こる頭痛
6烈な頭痛
つ抄瓧吋月以内の間に明らかに増悪している頭痛
ヂばったり、頭を振ると酷くなる頭痛
高熱を伴う頭痛
Э牲个篝鎖世琉枉錣鯣爾ζ痛

T.ISHIKAWA

次回予告:頭痛・肩こりの見極め方 中級編1 「顎関節症と肩こりの関係」

富山県富山市の国際基準取得カイロプラクティック・整体は石川カイロプラクティック

※石川カイロプラクティックは、片頭痛をはじめとする頭痛専門外来を行っております。