JUGEMテーマ:健康

頭痛・肩こりの見極め方シリーズ、今日は頭痛についてご紹介したいと思います。
頭痛と一重にいっても、その種類はさまざまなものがあります。
国際頭痛学会という頭痛を専門に扱う学会のガイドラインにおいては、
その数は専門家でさえ覚えきれない程の膨大な種類があるとされています。

まず、頭痛の全体像を理解する為に、頭痛は大きく分けて一次性頭痛と二次性頭痛に大別することができます。
一次性頭痛とは、一般的に起こりやすいもので、頭痛そのものに重篤な問題はないものです。
二次性頭痛は、病気の合併症として現れるものが含まれ、中には緊急性の高い頭痛を指します。

一次性頭痛の代表的なものは、緊張型頭痛・片頭痛・群発性頭痛・三叉神経性頭痛・混合性頭痛・頚椎原性頭痛が挙げられます。
二次性頭痛の代表的なものは、頭頸部外傷性頭痛、血管障害性頭痛、頭蓋内疾患性頭痛、感染性頭痛、精神疾患性頭痛が挙げれれます。

今日はこの中で一次性頭痛に含まれる緊張型頭痛と片頭痛に関してご紹介したいと思います。

<緊張型頭痛:Tension type headache>
頭頚部の筋肉の過緊張や乳酸(疲労物質)の生成によって生じる頭痛で、頚椎や顎関節の異常や肩こりの延長で出現するものです。頭の圧迫感、緊迫感、頭重感があり、鉢巻を巻いているような締め付けれれるような頭痛であることが特徴で、日中以降や夕方に悪化する傾向があるとされています。頚周囲の筋肉が関与しているものである為に、入浴したり運動したり、体操をするなどの行為で軽減することも特徴の一つです。一般的に、この緊張型頭痛に対しては頭痛薬が即効的に効くことは稀だとされています。
この緊張性頭痛の影響で、後頭部にある後頭神経が緊張した筋肉によって圧迫されてしまうと、大後頭神経絞扼障害といって後頭部に痺れを感じたり、後頭部の感覚異常を起こす場合があります。多くの場合は洗髪時や髪を梳かす際に気付くなどのきっかけで発見されることが多いようです。

<片頭痛:Migraine>
頭痛の代表格ですが、その真相は案外知られていない頭痛です。遅くとも初発は30歳までに発症するとされ、思春期頃からの発症が最も多いものです。女性に多く男性の4倍という統計もあります。低血圧傾向で、乗り物酔いしやすい体質、特徴的には脈拍に伴うような拍動痛で「頭に心臓があるようだ」と表現されることが有名です。片側のみ起こる場合と両側に起こる場合の両方があり、数日の間で発作的に出現することの多い頭痛です。一方で、数日経てばいったん治まるという傾向もあり、遺伝的要因が強いということが分かっています。この遺伝は父親よりも母親からの遺伝が大きいと言われています。
頭痛の発作時には悪心や吐き気を伴うことが少なくなく、最大の特徴として「閃輝暗点」というものがあります。
これは、視界にチカチカした光が現れ(閃輝)、これが拡大していくにつれて元のところが見えにくくなる(暗点)という現象です。この現象の原因は解明されていませんが、この閃輝暗点が起こると次の瞬間から片頭痛が起こるという前兆です。
片頭痛は生理や排卵に関連して現れることが多く、マッサージ・入浴・運動・飲酒・強い光・騒音・不快な臭い・寝すぎ・炎天下などで誘発する傾向にあります。また発作前には異常にあくびが出るという傾向も報告されています。

[緊張型頭痛と片頭痛への対処法]
この2つの頭痛は2大頭痛とされ、最も一般的な頭痛でありながら、軽度のものから重症例まで存在し、酷い頭痛では仕事も手につかない、身動きがとれないという患者様も少なくありません。
中でも症状が強く生活に支障の出るものでは、他の頭痛である可能性つまり二次性頭痛の可能性もありますので、専門医に速やかに相談する必要があります。頭痛は身体が発する最大のシグナルと言われ、緊急性の高い頭痛もあることを忘れてはなりません。そして、緊張性頭痛と片頭痛に関しては、適切な改善方法もしくは対処法を知ることが重要です。

まず緊張性頭痛に関しては、これは言わばカイロプラクティックの腕の見せ所です。頭痛を起こすほどの首や肩周囲の状況ですから、改善できる点は少なくないでしょう。多くの場合は数回の適切なケアによってかなりの効果が期待できます。さらに、なぜそのような首肩の状態になったのかをカイロプラクターに指導を受け、日常生活の中で十分に留意することが大切です。ひどい姿勢で毎日パソコンに向かっている、ひどい眼精疲労を放置している、電車でいつも眠り込んでしまい、首を痛めているなどです。

片頭痛に関しては、カイロプラクティックでの施術上では大切なポイントとなりますが、身体に与える刺激の少ない施術を等間隔で数回重ねて経過観察をしていく必要があります。中には治療による刺激に反応してしまう片頭痛の少なくない為、一概に効果を統計できない特徴があります。ここで大切になるのが、自己管理の方法です。まず、頭痛薬を使用する際は、片頭痛が起きてからでは手遅れで、予兆や前兆を感じたら速やかに服用すると発作を抑えることができるとされています。さらに、チョコレートやワイン、チーズの摂取を控えるようにしてください。片頭痛を起こしやすくする作用があるようです。

片頭痛の原因については現在でも明確なものは特定されていませんが、遺伝要素が強く、頭の血管・神経さらに脳の水分代謝が影響していると考えられています。つまりは体調管理に留意し、ストレスを貯めないことが一番の対策かもしれません。

次回予告:頭痛・肩こりの見極め方 基礎編5 「一次性頭痛・続編」

T.ISHIKAWA

富山県富山市の国際基準取得カイロプラクティック・整体は石川カイロプラクティック